鵞足炎について
鵞足とは、膝から5cmほど下にある縫工筋(ほうこうきん)・半腱様筋(はんけんようきん)・薄筋(はっきん)の3つの筋肉が付着している部分のことです。この付着部が何らかの原因で炎症を起こした症状を鵞足炎といいます。
鵞足炎の症状
鵞足炎は進行性であり、初期症状は歩行したときに膝関節の下部分にしびれや軽い痛みを感じます。しかし一定時間歩くのをやめて休むと痛みは引いていくため、見過ごされることが多いです。
初期症状が過ぎて本格的に痛み出すと、座って休んでいても膝部分が継続的に痛むようになります。重症化すると足を少し動かしただけで激痛が走るようになるため歩行困難となり、最終的には立ち上がることができなくなる場合もあります。
鵞足炎の原因
鵞足炎の主な原因については、オーバーユースが挙げられます。ジャンプの繰り返しが多いバレーやサッカーのキックなど、膝の曲げ伸ばしや膝の内側に負担がかかる動きが組織を傷つけやすく、鵞足炎を発症しやすいです。
また、縫工筋や半腱様筋、薄筋などの筋肉が硬くなると、腱同士の間での擦れ合いが強くなり、腱を包んでいる腱鞘滑液包に炎症が生じて、鵞足炎が起こることもあります。
鵞足炎でお悩みの方は当院にお任せください
当院では痛む箇所だけでなく、患者様の身体に合わせて全体的に施術を行っていきます。加えて電気治療や冷却・温熱治療など症状に合った治療も行い、症状を改善に導きます。痛みは我慢せず、お気軽にご相談ください。