ゴルフ肘
ゴルフ肘とは、手首や肘を使いすぎることによって肘の内側にある腱が炎症を起こすスポーツ障害のひとつです。
ゴルフのスイングで手首をひねる動作を繰り返すことで発症しやすいためゴルフ肘と呼ばれていますが、医学的には上腕骨内側上顆炎(じょうわんこつないそくじょうかえん)といいます。
ゴルフ肘の原因
ゴルフ肘の原因には、ゴルフなどのスポーツで行う反復的な動作が挙げられます。スイングや打球時に繰り返し腕や手首を使うことで、内側の腱にストレスがかかり、炎症が生じやすくなります。
特に力強くスイングや打球をする際に、腕や手首には大きな負荷がかかります。長時間のプレー、頻繁な練習、強い力での打球など、過度な負荷が続くことでゴルフ肘が発生する可能性が高まります。
また、筋力不足もゴルフ肘の原因となります。腕や手首を安定させるための筋肉のバランスが崩れると、内側の腱に過剰な負荷がかかり、炎症が生じやすくなります。不適切なフォームもゴルフ肘を引き起こしやすいため、正しいフォームを身に付け、腕や手首に負荷をかけないようにすることが大切です。
ゴルフ肘の症状
ゴルフ肘の症状については、肘の内側に痛みや圧迫感を感じることが挙げられます。痛みは手首や指を動かす際や握る動作で増強し、ゴルフをプレーするときだけでなく、日常生活でも痛みを伴う場合があります。
また、腫れや熱感が生じることもあり、悪化すると治るまでに数週間~数ヶ月、またはそれ以上かかることもあるため注意が必要です。
ゴルフ肘でお悩みの方は当院にお任せください
当院ではまず、普段の姿勢や動き方をチェックし、姿勢や動作の評価を行います。それを基に全身のバランスを調整し、正しい姿勢や動き方が身につくようサポートしていきます。
肘の痛みを感じたらお気軽に当院へご相談ください。